〈道〉通信2023年11月号-2(第104号)を添付してお届けします。
今号は「忘れる」がテーマです。
「忘れる」ことは罪ですよね。世間では。
通信の最後に、「手帳やスマホに頼らずとも忘れないことがある。それこそが、ほんとうに大事なことでは。」と結論じみたことを書きました。世間が求める自分像に近づこうとする必要はなく、自分自身の体の奥底から求めるようなものこそ大事ではないか、というような意味を含んでいます。
ほんとうにそう考えてよいのでしょうか。
大事な人の生年月日を忘れたら、それも、2年続けて忘れたら‥‥。これは、その人がほんとうは大事ではないと知らせているのですかね。そういう場合もあるかもしれません。しかし、それより、大事な人でも忘れることはあると考えたほうがよいようです。少なくとも僕の場合は。手帳やスマホに頼ってでも、その大事な人との信頼関係を保つことの方が重要です。そのほうが、楽しい人生になりそうですから。
僕の通信は、あてになりませんねぇ。
すみません。
失礼いたしました。
みなさん、お元気で。