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20210901〈道〉9月号.pdf
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みなさん、こんにちは。林道也です。

〈道〉通信9月号(第73号)をお届けします。

 

もうすぐ僕は70歳になります。今月の通信は初めこれをテーマにしようと思いました。最終的には、何が何だか分からないような通信になりましたが、その作成途中、次のような文を書いて、後で削除しています。

――

どう生きようか。先ず「死」について。病気になるなら「癌」がいい。病いの宣告から死までの期間を大事にしたい。命を長引かせる為だけの延命はしない。可能な限り自宅で過ごす(これは僕個人の思い。各人それぞれ。念のため)。「認知症」も覚悟する。

――

癌で辛い苦しい経験をお持ちの方などには、たいへん無神経なことを書いています。

かつて、〈道〉通信2017年6月号で同じようなことを書いて顰蹙を買ったことがあります。(https://michi-care.jimdofree.com/%E9%81%93-2017%E5%B9%B4/)

ですが、これは僕の正直なところです。「病いの宣告から死までの期間」に「いのち」の清算ができたらいいなと思うのが一つの理由です。そんな甘いものではないかもしれません。

兄や友人の「癌」を思うと、言葉がありません。だから、通信から削った。なのに、またここで蒸し返している。

「おまえ、何を考えているんだ」と叱られるのを覚悟しております。

失礼いたしました。

 

お元気で。