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20211001〈道〉10月号.pdf
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みなさん、こんにちは。林道也です。

〈道〉通信10月号(第74号)をお届けします。

 

NHKラジオ・第2、9月19日の放送、カルチャーラジオ「人間を考える~共に生きる~」で熊谷晋一郎さんの話を聞きました。彼はここで多くのことを話していますが、とりわけ「自立」と「依存」の話が僕の心を揺さぶりました。以下に少し紹介します。(僕がこう聞いたということで、彼の発言そのものではありません。念のため)。

 

― (依存しないことが自立と考える人がいるが、これは全く逆で)依存しない状態を自立とイメージするのは、とても非人間的な自立のイメージを適用してしまうことになる。

― 人間らしい自立の考え方というのは、たくさんのものに依存しているということだ。

― なにものにも依存していない人間はいない。

― 人間というのは、人に依存しあって社会というものを形成して、たくさんの依存先を社会に張り巡らせる。これが人間のお家芸だ。

― 人間は、依存度がものすごい高い動物。

― (障がい者より)健常者の方が、より依存している。

 

これに触発されて、僕は今月の通信を書いたのですが、どうも、違うものになってしまったようです。

みなさんには、できれば、この放送を 「NHKラジオらじる★らじる」の聴き逃し配信かなにかで聞いていただければ嬉しいです。

⇒ https://www4.nhk.or.jp/P1940/x/2021-09-19/06/68653/3657042/

このカルチャ―ラジオ「人間を考える」は4回シリーズで、(1)國分功一郎さん、(2)伊藤亜紗さん、(4)斎藤環さん、など他の演者も、それぞれ面白いですよ。

 

ということで、

みなさん、お元気で。