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20230217〈道〉2月号-2.pdf
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西川勝さんの「追っかけ」を自称する上條美代子さんから本が送られてきました。『増補 ためらいの看護』<発行:ハザ(Haza)>。上條さんも西川さんつながりで知り合いました。今も「〈ケア〉を考える会」の中心メンバーの一人です。彼女は、この本と西川さんについて、「文章の肌理の素敵さ、温かさに綺麗ごとじゃないケアを抱える人がいると知りました」と書いています。さらに、こうも言います。「ケアっていいなぁ 難儀やけど、難儀やからおもろいなぁ なんておもえたらいいなぁ」。

 

西川さんがいたから‥‥、と考えていたら、そこには豊かな世界がありました。自意識だけは強いけど気弱で劣等感の塊みたいな僕が、どうしてその世界の住人になれたか、不思議なような気もします。一つ言えることは、無理して自分を出そうとしないで聞き役にまわろうと思うようになってから、少し楽しめるようになったかな、ということです。とはいえ、しょっちゅう落ち込んでいる僕ではありますが。

 

よろしくお願いいたします。